君の膵臓を食べたいの感想 with 八月のif ~金色ラブリッチェを添えて~
※この記事は、住野よる作「君の膵臓を食べたい」を読み思ったことを書いています。
多少のネタバレがあるかもしれません。ご注意ください。
また感想を書く上で、SAGAPLANETS「金色ラブリッチェ」
というR-18指定のゲームが記事内で登場します。
記事自体はR-18ではありませんが、嫌悪感を抱くかたはブラウザバック推奨。
おはようございます、プロロンです。
もしこの記事に辿り着いた方がいれば98%が
初めまして!だと思います。
それくらい普段と毛色の違うことをしています。
さて、前書きにもありましたとおり
今回は 住野よる作「君の膵臓を食べたい」の感想(感じたこと)を書いていきます。
この作品は2015年に小説が発売されています。
2017年には実写映画化が
そして2018年9月には劇場アニメ化が決まっています!
記事を書き始めるまで知らなかった(小声)
なぜこの作品を読むことになったか?
ほんと、たまたまです。
妹が1人いるのですが...その妹が持っていたので借りました(事後報告)
この作品は一昨年(もしかするともっと前)から話題には上がっていた、と思います。
ただ流行に流されない私は、全く気にかけていませんでした。
(ただの現実逃避)
普段、私は読書をしないほうなのですが
「何か読みたい」そんな気分になりました。
そこで目についたのが「君の膵臓を食べたい」でした。
ま、まぁせっかくだし読もうか...
~感想のような何か~
タイトルから勝手に想像していたのは
「大学生のころに付き合い始めた2人。付き合い始めて4年が経過し2人は社会人に。しかし彼女がある病気になり...余命1年、彼女とどう過ごすのか?」
のようなものを想像していました。
それか「恋空」的な感じですかね。
(懐かしい上に病気系それしか知らない自分が恥ずかしい)
結論から言うと、違いました。
まず主人公たちは高校生です。
それから主人公とヒロインは付き合っていません。
この時点で「あ、予想と違うやんけ!」となったので
物語に吸い込まれていきました。
【秘密を知っているクラスメイト】くん、など
主人公の名前がはっきりとしないスタート。
正直な話、「ちょっと読みづらい...」と思いましたが
これもしっかりとした伏線でした。
ところどころに伏線らしきものがあり
読んでいて楽しかったです。
そしてやはりヒロイン死後(直後)のシーン
ここらへんから泣きました。
当然かのように泣きました。
やっぱね、別れの描写には弱い。
そりゃ泣くよ。
できることならね、ヒロインには幸せになってほしい。
ハッピーエンドほうが好きなんですよ。
でも、この作品のようなビターエンドも好きになってきました。
だって心理描写とか伏線回収すごいもん!!
ここでね、とあるゲームを紹介したい。
(R-18なので、良い子は検索しないでね)
SAGAPLANETSさんの「金色ラブリッチェ」という作品です。
申し訳ないです、これはいわゆる「エロゲ」というものです。
嫌悪感抱く方は本当に申し訳ありません。
「君の膵臓を食べたい」を読んだうえで
「金色ラブリッチェ」をプレイしている人って...
1000人もいないと思います。
なぜこのゲームを紹介するのか?
それはこのゲームのグランドルートにあります。
やってない方のほうが多いと思うので簡単に説明すると
「君の膵臓を食べたい」に既視感を感じるルート。
つまりヒロインが病気で亡くなります。
私は「君の膵臓を食べたい」を読んでいるとき
「金色ラブリッチェ」のグランドルートと重なる部分があると感じました。
そして同じ理由で泣きました。
別れの描写は本当に泣く!
エロゲに抵抗がない人はやってみてほしいかもです(小声)
そしてもう1つ
「バンドリ!ガールズバンドパーティ」
いま一番人気の音ゲーですね(アプリ)
私もやっています。
そしてその中で一番好きな曲が
Poppin'Partyさんの「八月のif」
まずは聞いてほしい。
バンドリ公式のチャンネルにあがっています、こちら↓
16:00~のとこから「八月のif」です
この動画が公開されたのが2018年4月22日でした。
「八月のif」をずっと聴いてて「あーやっぱ好き」となってました。
そして翌日4月23日に「君の膵臓を食べたい」を読みました。
読み終えたあともう一度「八月のif」を聴くと...
「あれ、また、涙が...」
(きっと、私だけに起こる現象)
特に目を閉じて歌詞を聴いてると
なんか「君の膵臓を食べたい」が浮かんでくる...
季節も夏ですしね。
「わたしたち、もしも出会えてなかったなら、どんな夏が待っていたんだろう?」
これは、序盤の歌詞ですが
もうこの時点で「共病文庫」を見なかったif世界が...
「いつかは出会っていたのかな?」
これも序盤ですが、もう涙腺崩壊。
たとえ病院で出会っていなくても、いつかどこかで出会う可能性があった。
出会い方が違っていれば、ヒロインの死期が早まらなかったかもしれない。
もうこんな想像ばかりですよ。
ほんとに好きな曲です。
話題を戻しますが
「君の膵臓を食べたい」は私個人としては
かなりの良作
だと感じました。
小説で涙流すことなんて滅多にないので...
読んでいない方は一度読んでみるといいと思います!
劇場アニメも余裕があれば観にいきたいです!
実写映画よりアニメ映画のほうが好きです。
以上、プロロンでした!
ありがとうございました!!