感動をありがとう、奇跡のグランドルート 金恋GT感想(シルヴィ・理亜ルート+考察&総評編) ※ネタバレ注意
初めまして、プロロンと申します！
今回は
2019年2月22日にサガプラさんより発売された
「金色ラブリッチェ-GOLDEN TIME-」
の感想を書いていきたいと思います。
公式サイト↓
Amazonさん↓
金恋GTの感想記事
今回で最後になります！
シルヴィ・理亜・グランドルート+考察&総評編です！
他ルート↓
帰ってきたゴールデンタイム 金恋GT感想(共通ルート編) ※ネタバレ注意
主人公の性癖に刺さるヒロイン、ついに攻略！ 金恋GT感想(絢華ルート編) ※ネタバレ注意
前作アフターストーリー！ 金恋GT感想(玲奈・エル・茜ルート編) ※ネタバレ注意
妹姫も攻略可能に！ 金恋GT感想(ミナルート編) ※ネタバレ注意
それから...
この記事は今まで以上にネタバレをしていると思います。
プレイ前の方は見ない
あるいは総評までとんでください！
↓
～シルヴィアペンド～
これも前作のアフターストーリーですね。
ただただシルヴィといちゃいちゃするだけ...かと思いきや
ここにもしっかりと伏線が張られていました。
「グリーンフラッシュ」ですね。
ハワイの言い伝えによると
「これを見た人の願いを叶えてくれる」とのこと
グランドルートに繋がる伏線だと思います。
あと
キュロちゃん強くなりすぎでは...？
～理亜アペンド～
この理亜アペンドは
前作の世界線での話ですね。
前作の...病院から理亜を連れ出して朝焼けを見に行く
そのあとの話。
(前作ではこのあとダイジェストで1年弱経過する)
昔話...というかこの地域に伝わる伝説の話
「貝の神さま」
(怪我を治してくれる神さま)
これも重大な伏線
なんだかんだ言って
過去に手紙が届く湖の話も重大というか...
この逸話がないと「金色ラブリッチェ」が始まらない。
(前作より抜粋)
このシーンあたりから、すごく違和感だったんですよね。
やたらと「子づくり」とか「子ども」とか。
なぜにその話題に触れるのか...
超伏線でしたけどね！
～グランドルート～
絢華・ミナそしてアペンド7つクリア後
グランドルート(マリアの立ち絵)
が表示されます。
始めると...なにやら意味深なシーンからスタート
これは...(後ほど考察)
まず、理亜アペンドの伏線回収
「貝のマリネ」
怪我(ここの場合は理亜の病気)を治してほしい、という神頼み
そして告白
ちょっと展開が速すぎてびっくりしましたね。
まぁ、前作で付き合うまでの流れやってますし
このルートで見るべきは
前回とは違う未来
だと思われるので、これでいいと思います。
アペンドでもあった子づくりの話
つまりはそういうことですよ。
玲奈がもってきた誕生日おみくじ
重要アイテム
からの
そして急展開
いろいろな奇跡が起こり
周りの優しさに触れ
舞台はソルティレージュへ
...あとはプレイしてみてください
(感想の部分でネタバレしていますが)
～感想～
最高だった...(語彙力の消失)
前回のグランドルートは
ハッピーエンド...とはいかず
少しバッドエンド寄りな面もありました。
しかし今回は
完全なるハッピーエンド
金恋GTでこのエンドを迎えることができてよかったです。
このシーン、いろいろなことが込められていますね。
前作では「マリア」だったのに対して、今作は「真理亜」
ネタバレ(反転)→母親が違うので当然といえば当然ですね
「シルヴィおばちゃん」
つまりシルヴィとは結婚していない
あとは...わかるね。
そして、主人公が持つ写真
前作からあるやつですね...。
ここは変わらず、シルヴィに髪をもらったみたいですね。
その写真をもって思い出の地へ、子どもと共に
最後に流れるグランドルートのED
これ前作のOPなんですよね～
こういうの本当に好き。
～考察～
※盛大なネタバレを含みます
①シルヴィ、涙の理由
プロローグの終盤
主人公・理亜、そしてシルヴィの3人で夕焼けを見るシーンがあります。
そこでシルヴィが
「この光景・・・どこかで見たことある気がして」
と言いつつ涙を流しているのです。
その後のシーンでは
「約束する、あんなことはこれで最後」
「きっともう涙はいらないわ」
「最後まで、笑顔でいられるわ」
と言っています。
そして極めつけ
全てクリアしたのち、EXTRAにいくとみられるシーン
「ね、涙はもういらないでしょ？」
からのグリーンフラッシュ
この演出、めちゃくちゃ鳥肌がたちました。
いったいシルヴィに何が起こったのか。
最初の夕焼けのシーン
これは
前作の記憶が一部フラッシュバックした
のではないかと考えます。
涙を流すほどの感動
この状態を、夕焼けをトリガーとして起こすには
やはり前作での理亜の死が一番なのかなと思います。
だとしてもシルヴィは神がかっている
・理亜の死が訪れる世界線の記憶が一部ある
・そして「もう涙はいらない、笑顔でいられる」という確信ができる→未来が少し見えている
じゃないとプロローグであんなこと言えないですよ。
②世界線の移動
シルヴィが涙を流した理由とも繋がるのですが
前作と今作(絢華・ミナ・理亜(グランド))では
世界線が異なる気がします。
前作グランド終盤で湖に再度投げた
金のラブリッチェマーク入りの箱
それを拾ったのが今作だと思いたい。
そう感じた理由として
一番は理亜が奇跡的に生きた
ということ
それから
おそらく前作の世界線の話だとされるアペンドシナリオ
シルヴィでは「グリーンフラッシュをみた人の願いが叶う」
理亜では「怪我を治す貝の神さまの話」
それぞれで学んだ知識が
今作の理亜本編で生かされているのです。
理亜本編序盤、10年前にグリーンフラッシュをみている
さらに、再度グリーンフラッシュをみた(理亜に奇跡が起きる)
そして、シルヴィが絶対食べてほしいとタッパにいれて渡した貝のマリネ
アペンドではその知識を知らないかのように描かれているのに
今回は知っていた。
やはり最初の夕焼けのシーンで
前作の記憶がフラッシュバックし
何か潜在的な部分で覚えていたのでは...？
と勝手に思っています。
それに加えて
グランドルートの始めで
わざわざ、前作のラストを彷彿とさせるシーンを描く必要はなかったはず。
描いたからには何か深い意味があるはず。
前作とは違う、という意味を込めている...？
その結果
理亜は生き延びることが奇跡的にできた
そして
もう繰り返す必要がない
ということを示すかのように
銀のラブリッチェマークを箱に入れて湖へ投げ入れた
あぁ...ようやく理亜は救われたんだ...。
少なくとも私はそう感じました。
ここまでの考察はあくまでも個人の意見です。
総評
この作品を忘れることは一生ないです
それくらい心に残る作品でした。
総評なので
良い点、悪い点をまとめて話していきたいと思います。
まず
金恋GTをやるにあたって
前作「金色ラブリッチェ」はプレイすべき
ということ
金恋GTが面白かったから前作もやろう！
というのはあまりオススメできませんね。
やるなら絶対、前作からやりましょう！！
(念押しダイマ)
前作をやってこそ、今作も思う存分楽しめると思います。
それから
シナリオに関して
前作も今作も
グランドルートで涙を流しました。
それくらい感動しましたし、最高だったと思います。
しかし、グランドルートがものすごく良いので
他のルートが見劣りしてしまうと思います...。
全体として
主人公・シルヴィ・理亜
この3人のためのストーリー
というのが印象として強いですね...。
ですので、シルヴィ・理亜を好きになれない人には
あまりオススメできないかと思います。
あ...Hシーンは普通だと思います。
シナリオがすごくいいので
全年齢版で出してもおかしくはない。
それでもエロシーンがほしいのは、エロゲーマーの性ですね。
(D.C.4どうしようかな...)
金恋、そして金恋GTは
買って損をするということはないと思います！
金色から始まった奇跡のストーリー
感動をありがとう！！
以上、プロロンでした。
長い記事でしたが、ここまでお付き合いいただき
本当にありがとうございました！
他ルート↓
帰ってきたゴールデンタイム 金恋GT感想(共通ルート編) ※ネタバレ注意
主人公の性癖に刺さるヒロイン、ついに攻略！ 金恋GT感想(絢華ルート編) ※ネタバレ注意
前作アフターストーリー！ 金恋GT感想(玲奈・エル・茜ルート編) ※ネタバレ注意
妹姫も攻略可能に！ 金恋GT感想(ミナルート編) ※ネタバレ注意
今まで書いたエロゲ感想↓
P.S.
自分流この作品の楽しみ方
これは前作からなのですが
モブの声がヒロインの声優さんなんですよね(笑)
これ、めちゃくちゃ好き。
「あ、この子猫村さんの声だ！」
とか
「多分...あじ秋刀魚さんの声かな？」
とか
ちょっと気にして聴いてみると面白いですよ！
